任期満了に伴う愛媛県西予市議会議員選挙は24日、投開票される。2012年の前回と同じ定数21に対し、現職12人、新人13人の計25人が立候補。投票は午前7時~午後8時に27カ所(20カ所は終了時間繰り上げ)で行われる。午後9時15分から市役所で開票し、最終票確定は午後10時45分ごろの見通し。
 各陣営とも産業振興や少子高齢化対策などを訴えて目立った争点はみられない。各陣営によると、同じく17日に告示された市長選が無投票だったこともあり、市民の反応は鈍いとみている。立候補者の半数以上が集中する宇和と、他4地域は関心の差が見られるとし、厳しい選挙戦となっている宇和に対し、現職5人のうち3人が引退し、立候補が3人だった野村は低調ムードとなっている。
 四国電力伊方原発(伊方町)の再稼働問題を巡っては、一部は明確な考えを表明しているが、多くは中心部での街宣と地元の票田固めに重点を置いている。投票率は前回の76.81%を下回るとの見方が多く出ている。
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